旧暦と暮らしていた時代、七十二の季節があった
旧暦の春夏秋冬は、立春・立夏・立秋・立冬から始まり、これを24区分したものを二十四節季、更にこの一節季を三分割したものを七十二候と呼びます。
気候や草木・花・鳥・虫・動物たちの動きを5日ごとに一行日記のように記録したこの季節カレンダーは、農作業の目安になっていました。
◆4月(卯月)
二十四節季:清明(せいめい)・・・万物が明るく生き生きと見える
七十二候:玄鳥至(げんちょういたる) 4/5~4/9頃
鴻雁北(こうがんきたす) 4/10~4/14頃
虹始見(にじはじめてあらわる) 4/15~4/19頃
穀雨(こくう)・・・穀物を潤す雨が降る
七十二候:葭始生(よしはじめてしょうず) 4/20~4/24頃
霜止出苗(しもやんでなえいず) 4/25~4/29頃
牡丹華(ぼたんはなさく) 4/30~5/4頃
春光うららかな3日、我が畑に石灰散布する。
4日は二十四節気の清明、全ての生命が生き生きとする頃、川沿いの堤防を散策した。
都心では桜が開花
しているが!
こちらはまだツボミでした。
4月19日は穀雨=春の恵みの雨が降る時期
秋田市では10日、秋田市の標準木(ソメイヨシノ)で5輪以上が咲いていることを確認し、開花を宣言した。
河辺体育館地内の桜は
11日 午前8時ごろ 咲きそうです。
それから1日経ち.....
12日 午前8時ごろ 5輪以上咲いていました。
それから3日経ち.......
4月15日 満開です。
4月21日、青空のもと春風に誘われて、岩見三内方面を散策した。
へそ公園の桜が満開、鵜養集落に流れる関は昔話に出るような風情があり、殿渕・伏伸の滝は、水の青さと清流の奏でる音が印象的でした。
◆5月(皐月)
☆陽気が草木や花、鳥や虫、人も輝きを増していく季節です。
二十四節季:立夏(りっか)・・・夏になるとき
七十二候:蛙始鳴(かわずはじめてなく) 5/5~5/9頃
蚯蚓出(みみずいずる) 5/10~5/14頃
竹笋生(たけのこしょうず) 5/15~5/20頃
かぐや姫を求めて!
5月10日、知人より「筍が伸びているので獲りに来て!」との連絡があり、早速竹林へ出かけた。
”あった”
筍がありました。
更に見つける!
採り始めて20分の収穫です。
帰り道では、
ハウスの中は!!
〇和田地域内を散策 ☆新緑が眩しい!!
我が畑には
鮮やかな菖蒲が咲いています。
◆6月 (水無月)
二十四節季:芒種(ぼうしゅ)・・・麦を刈り、稲を植える
七十二候:蟷螂生(とうろうしょうず) 6/6~6/10頃
腐草為螢(ふそうほたるとなる) 6/11~6/15頃
梅子黄(うめのみきなり) 6/16~6/20頃
夏至(げし)・・・立夏から始まる夏の中間地点
七十二候:乃東枯(ないとうかるる) 6/21~6/26頃
菖蒲華(あやめはなさく) 6/27~7/1頃
半夏生(はんげしょうず) 7/2~7/6頃
時間は早いもので半年が過ぎ、稲含み草木が実り熟す季節になりました。
盛夏・・・ 暑中お見舞い申し上げます
強い日光と夕立で成長が良好、我が駐車場のスイカは元気です。
小玉スイカですが、着果して7日目です。
夏野菜の旬を迎えます。
イネ科であるトウモロコシも成長しております。
◆7月(文月)
二十四節季:小暑 (しょうしょ)・・・本格的に暑くなり出す
七十二候:温風至(おんぷういたる) 7/7~7/11頃
蓮始華(はすはじめてはなさく) 7/12~7/16頃
鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす) 7/17~7/22頃
大暑(たいしょ)・・・暑さの極み
七十二候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 7/23~7/27頃
土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし) 7/28~8/1頃
大雨時行(たいうときどきおこなう) 8/2~8/6頃
小暑 梅雨の合間! 朝顔が可憐に咲いていた。
梅雨前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込み、
昨年のような災害が発生しないように願いたい。